医療法人社団 参英会 岩佐耳鼻咽喉科

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鼻の病気

鼻は外鼻と鼻腔、副鼻腔によって構成されています。鼻腔の内側には、上甲介、中甲介、下甲介のヒダがあり、血管に富んだ粘膜で被われていてヒダの間隙が空気の通路となっています。鼻腔にはこの通路を通る空気を暖め、湿気を与え、ほこりなどの異物をとり除き、さらに匂いを感じるといった重要な機能があります。

鼻閉

鼻閉は鼻腔・副鼻腔の急性・慢性炎症、アレルギー性鼻炎などにより鼻腔の粘膜が腫れたり、鼻汁がたまったり、鼻茸(ポリープ)によって、

  • 左右どちらか一方の鼻閉
  • 左右交代性の鼻閉
  • 口で呼吸をしなければならないほどの両側の高度の鼻閉

などが起こります。一般に慢性副鼻腔炎(ちくのう症)アレルギー性鼻炎では、鼻閉は強くなります。また、鼻腔を左右に分ける鼻中隔が身体の成長の過程で高度に弯曲すると鼻閉がおこります(鼻中隔弯曲症)。

鼻閉が長く続くと、いびき、嗅覚減弱、さらにはちくのう症を起こすことがあります。子供の場合には、もともと鼻腔がせまい上にアデノイド肥大があったり、鼻炎、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などにより、高度な鼻閉を起こし、疲れやすい、息切れ、睡眠障害(睡眠時無呼吸など)、食欲減退、成長の遅れ、かぜをひきやすいなど全身に影響を及ぼすことがあります。

治療は、まず急性・慢性鼻・副鼻腔炎の外来治療を行いますが、さらに鼻閉が続く場合にはポリープの切除、肥厚した下甲介の粘膜切除、鼻中隔弯曲矯正の手術を行います。慢性副鼻腔炎(ちくのう症)の手術が必要な場合もあります。子供でアデノイド増殖がある場合は、アデノイドの切除手術が行われます。

鼻出血

鼻の構造

鼻の粘膜は血管が多く鼻中隔の前端(キーゼルバッハ部位)は特に血管が集まっていて、しかも損傷を受けやすい場所です。鼻出血の大部分は、この部位からの出血で70〜85%を占めます。鼻を意識的にまたは無意識に指でいじる、かぜをひいて鼻をかむ、また、くしゃみ、せきで一時的に血圧の上った場合、環境の変化(超高所、気圧の変化、乾燥空気)などが引き金となり出血します。

原因となる疾患があって鼻出血を起こす場合は症候性鼻出血といわれ、鼻の病気以外に動脈硬化、高血圧、血友病、白血病、血小板減少症、肝臓・腎臓疾患などで出血してきますので、鼻血くらいと安易に考えないで血液検査など精密検査が必要となります。

また、若い女性では月経異常および妊娠中に鼻出血の起こることがあります。

鼻出血を起こした場合は、椅子に坐り、やや仰向けに顔を向け、脱脂綿(なければティッシュペーパー)を丸めて軽く鼻の中に入れ、鼻を指で両側より抑えます。のどにまわった血液は口からそっと出させる様にします。約10分間様子をみて、出血が止まらない場合は、耳鼻科専門医の受診が必要です。

鼻出血の場合、耳鼻科ではガーゼによるタンポン、薬品または電気による凝固、口の中からつめるタンポン(ベロックタンポン)など、出血の量、出血部位によってそれぞれの止血処置が行なわれます。稀に頸部の外頸動脈の結紮が必要となる場合もあります。

嗅覚障害

匂いを感じる嗅覚細胞と嗅神経は、鼻腔の最上部(嗅裂部)にあります。匂い(嗅素)を含んだ空気が嗅裂部に達することにより匂いを識別します。

嗅細胞のある嗅裂部がふさがれて、嗅素がこの部に到達することができないためおこる嗅覚障害を呼吸性嗅覚障害といいます。急性・慢性鼻炎、副鼻腔炎、鼻茸、アレルギー性鼻炎、鼻中隔湾曲症などが原因となって起こります。これらの原因を除き、嗅裂部が開かかれれば嗅覚は回復します。

一方、嗅覚細胞が障害される場合は嗅粘膜性嗅覚障害といわれ、高度嗅覚障害あるいは嗅覚脱失となる場合があります。かぜウイルス、職業性(刺激性ガスの吸入)、高齢者などに起こります。また、慢性副鼻腔炎などでは、呼吸性嗅覚障害と嗅粘膜性嗅覚障害とが合併している場合もあります。

また、脳腫瘍や頭部の外傷によって脳や神経経路が障害を受けた場合にも高度の嗅覚障害が起こります。精神障害や心因性にも嗅覚障害(錯嗅・嗅盲)が起こってくることがあります。

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